champion sakeのお話し。

先日、二戸市にある(株)南部美人さんがこの夏に受賞したIWC インターナショナルワインチャレンジ2017酒部門チャンピオンサケの受賞祝賀会に参加させていただきました。

この大会は毎年イギリスロンドンで開催され世界各国から9000種類ものワインが集まる世界最大のワインコンペティションです。

その中にsake部門が創設され今年で11年となるそうです。

ただSAKEと言っても日本国内で受賞される金賞受賞酒とは違い、まさにワインと同じ様に蔵のある土地の米と水で醸されるSAKEと言う事。

この賞は言わば蔵の受賞と言うよりその土地その地域に与えられた賞と言った方が正しいのかと思います。

南部美人さんがある二戸市は人口2万8千にも満たない岩手県で1番小さな市であります。

岩手県最北端に位置し、やませの風が吹き寒い地域。

米よりも雑穀や蕎麦の取れる地域です。

その県北地域でも栽培可能な酒造好適米品種の改良から始まったそうです。

このchampion SAKEまでの物語は平成2年からスタートしたと言う『小さなまちの大きな挑戦』の物語だったのです。

米を作り酒を試験醸造しを何度も繰り返し生まれた岩手県北の酒造好適米『ぎんおとめ』。

そのお米から先代の名杜氏 故山口 一 杜氏から受け継いだ技と酒愛を二戸市の米、水そして現杜氏の松森杜氏をはじめとした地元二戸市の蔵人達で醸されたSAKEだったのです。

ちょっと話しがそれますが私もこのお店を独自出店する前は南部美人さんで酒造りを学び故山口 一杜氏の元でお世話になりました。私のいた12年前も物語の最中だったのですね。

受賞祝賀会で話された五代目蔵元久慈 浩介社長の言葉

『この賞は南部美人の私が岩手県、二戸市、米農家さんや携わって頂いた全ての方々を代表して賞状を受け取っただけに過ぎません。』との言葉は心にしみました。

南部美人の賞ではなく携わった方々全ての賞と言う事が素晴らしい事だなと本当に思いました。

私も当店も今後この全ての方々の思いを皆様に伝えていかなくては行けないと強く思いました。

この物語は終わりでは無くここから始まるとの思いを受けさらに私達も物語の続きに携わって行きたいと思います。

 

〼mass〜かまどのある家・酒をよぶ食卓〜